グランビルの法則について
グランビルの法則は8つのパターンがあります
グランビルの法則は移動平均線を利用した分析方法です。
この法則は、FXトレードにおいて非常に優れたチャート分析を可能にします。
これまでグランビルの法則を利用したことがない場合には、まずは試し見ることをおすすめします。
FXチャートを把握する中で、便利な法則なので是非ご自身のFXトレードに組み込んで取引に役立てましょう。
それでは早速、「グランビルの法則」について詳しくみていきましょう。
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まずはじめに、「グランビルの法則」とは一体何なのかをみていきましょう。
グランビルの法則とは?
米国のチャート分析家であり金融記者のジョゼフ・E・グランビルさんが著者である1962年に出したチャート分析の本に書かれている法則です。
また、その他の著書としては、ビンゴに勝つ方法などもあり、多くのFXトレーダーが活用しているので非常に有名です。
では早速、ブランビルの法則にある8パターンをみていきましょう。
グランビルの法則8パターン
グランビルの法則には8つのパターンがあります。
①~④が買いのサインとなり、⑤~⑧が売りのサインとなります。
①~⑧のそれぞれの特徴は以下の通りです。
特徴①
移動平均線のブレイク『買い』
①は、フラットの状態から~上向きの移動平均線の下から上にブレイクしたポイントを『買う』パターンです。
逆に移動平均線が下向きになっている時は、エントリーを避けるようにしましょう。
移動平均線が下降から上昇へ向かっているケースではトレンド転換の可能性があるので、エントリーのタイミングが良ければ大きな利益を積み上げることも可能です。
このパターンはダウ理論に当てはめると、戻り高値を上抜けてないケースがあります。①の根拠以外で『買い』エントリーをするのは避けた方が無難です。
グランビルの法則の全般に言えることですが、他のテクニカル分析と組み合わせて使うことをおすすめします。
特徴②
下抜け後の押し目『買い』
②は、上向きの移動平均線を下抜け、再び上に向かうポイントで『買う』パターンです。
移動平均線を再び上に抜けたことを確認してから『買い』エントリーをすることがポイントです。
下抜けの状態でエントリーすることは避けるようにしましょう。
特徴③
反発後の押し目『買い』
③は、グランビルの法則の中で最も多くのFXトレーダーが活用する『買い』エントリーのパターンです。
移動平均線での反発が確認できた後に『買い』エントリーするので視覚的にも大変わかりやすく、勝率も高いのが特徴です。
特徴④
逆張り『買い』
④は、移動平均線から離れた状態からの戻るポイントでの逆張りで『買い』エントリーをするパターンになります。
移動平均線は「離れれば離れるほど、再び移動平均線に引き寄せられやすくなる」という大きな特徴があります。
そして、その特徴を根拠にしたパターンになりますが、他のインジケーターなどの根拠がある状態でなければ、特にはおすすめできません。
特徴⑤
移動平均線のブレイク「売り」
⑤は、下向きの移動平均線を上から下にブレイクしたポイントを「売る」パターンです。
特徴⑥
上抜け後の戻り「売り」
⑥は、下向きの移動平均線を上に抜けた後に、再び下向きになったポイントで「売る」パターンです。
こちらも買いの②のパターン同じように、移動平均線を再び下に抜けたところで「売り」でエントリーすることをおすすめします。
特徴⑦
反発後の戻り「売り」
⑦は、「売り」パターンの中で最も多くのFXトレーダーが支持するパターンです。
移動平均線での反発が確認できた後に「売り」エントリーするので、非常に分かりやすいのも特徴です。
特徴⑧
逆張り「売り」
⑧は、移動平均線への戻りを狙った逆張りのエントリーとなります。
しかし、特におすすめできるパターンではありません。
8つのパターンを確認したところで、次におすすめのパターンをみていきましょう。
おすすめのパターンは?
8つのパターンの中で、特におすすめなのが、「買い」の場合は、②と③です。
「売り」の場合は、⑥と⑦です。
理由は、この4パターンで実際に多くの相場で機能したケースが多く、過去のFXチャートで検証してみた結果で有用とされています。
では次に、おすすめの「期間」についてみていきましょう。
おすすめの期間
一般的に「200日移動平均線」が検証の結果、FXトレードにおいて最も実用的であると認識されています。
200日移動平均線から違う期間に変更して試すことも、FX相場の状況によっては必要な場合もあります。
移動平均線に関する詳しい記事は、下記のページをご覧ください。
次にグランビルの法則と併用する他のFXインジケーターについても確認しておきましょう。
その他と併用
すでに述べましたが、グランビルの法則のみでのエントリーはリスクがあることを認識しましょう。
おすすめの使い方は、必ず他のFXインジケーター等と併用することです。
MACDに関する詳しい記事は、下記のページをご覧ください。
RSIに関する詳しい記事は、下記のページをご覧ください。
ここまで、「グランビルの法則」について詳しくみてきました。
それでは最後に、グランビルの法則に関する「まとめ」を確認しておきましょう。
まとめ:グランビルの法則
全部で8パターンあるグランビルの法則です。
しかし、実際にFXトレードでよく使割れるタイプは4パターンなので非常に分かりやすく扱いやすいFXツールです。
他のFXインジケーターなどと組み合わせることで、確実性が増すのでおすすめです。
非常に人気のテクニカル分析ツールですので、ぜひ実際に自身の取引でも検証して使ってみて下さい。
また、今後実際にグランビルの法則を利用しなくても、知っていることでFXトレードへの意識が違ってくるので、知っておいて損はないと思います。
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