RSIをMT4/MT5に表示して他インジケーターと併用してFX取引に活用!

RSIについて

RSIを利用することでFXトレンドの動向をキャッチ!

FXトレンドの動向をいち早く把握できることはもちろん、ボックス相場の場合には大変強力なFXツールとなります。

FX初心者のトレーダーにもわかりやすいインジケーターなので、まだ利用したことのないFXトレーダーはこの機会にぜひ使い方を覚えて利用してみましょう。

RSIを活用すると自身のFXトレードの質が向上することを体感できます。

では早速、「RSI」について詳しくみていきましょう。

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それでは、まず「RSI」とは一体何なのかについてみていきましょう。

RSIとは?

RSI(Relative Strength Index:相対力指数)とは、「上昇」「下降」の強弱を0%~100%の間で数値化したFXの指標です。

30%以下は売られすぎ70%以上は買われすぎとしてFX取引の判断に役立てます。

POINT

RSIは、1878年にJ.W.ワイルダー氏が発表した大変有名なオシレーター系のインジケーターです。

では早速、MT4/MT5に「RSI」を表示する方法についてみていきましょう。

RSIの表示方法(MT4/MT5)

RSIをMT4/MT5に表示イメージ

RSIをチャートに表示するには、 挿入(I)から 「インジケーター」→「オシレーター」→「Relative Strength Index」を選択します。

チャートに適用させると、RSIの設定画面が表示されます。

RSI設定イメージ

期間は、日足で14日に設定するのがFX取引において一般的です。また考案者の推奨も14日となります。

POINT

日足より期間の少ない時間足チャートで表示する場合も14が一般的ですが、移動平均線を使っていて14日ではない場合はその期間で設定するのも良いでしょう。

「レベル表示」タブで、30%と70%のラインにそれぞれ色を設定し、カスタムをすることでRSIをさらに見やすくすることも可能です。

RSIカスタムイメージ

下記のイメージは、RSIを日足で期間を14日に設定したFXチャートです。

※チャート画面下に表示されているグラフがRSIです。

RSI例イメージ

上記のようなシンプルな設定で、RSIはチャートに表示することができます。

では、いよいよ実際のFXでの活用方法について詳しくみていきましょう。

RSIの活用方法

RSI活用方法イメージ

RSIは、0~100%内で推移する視認性の良いグラフでFX相場の強弱を表したオシレーター系インジケーターの代表的な一つです。

また、その内容は30%以下は「売られすぎている」、70%以上は「買われすぎている」という一目でFX相場を把握できる大変わかりやすいグラフです。

活用方法としては、基本的には「逆張り」取引で利用します。

活用方法1

上げ幅と下げ幅の比率

下記の通り、上下それぞれの幅の比率で売買を判別します。

  1. 70%以上は、「買われすぎ」 = 売り
  2. 30%以下は、「売られすぎ」 = 買い

RSI青丸イメージ

上記のFXチャートの青い丸の箇所は、RSIが30%以下になっています。

売られすぎと判断して、買いエントリー(逆張り)で利益を狙います。

RSI赤丸イメージ

上記のFXチャートの赤い丸の箇所は、RSIが70%以上になっています。

この場合、買われすぎと判断して、売りエントリー(逆張り)で利益を狙います。

POINT

RSIは、ボックス相場(一定の幅で値動きする相場)には有用ですが、トレンドのあるFX相場では判別が難しくなるデメリットがあります。

トレンド相場では、他のインジケーターと組み合わせてリスクを抑えるか、FX取引自体を見送るかのどちかをおすすめします。

活用方法2

RSIにトレンドライン

トレンドラインを引くことでFX相場が上昇もしくは下降トレンドかを、いち早く察知できます。

一般的にトレンドラインはFXチャートのローソク足に引きますが、RSIに引いてFX取引に活用する方法もあります。

RSIトレンドラインイメージ

上記のFXチャートは、期間14日のRSIを表示しています。

トレンドラインが抵抗線や支持線の役割を果たすことでトレンドラインからRSIが抜けるタイミングで「逆張り」取引という活用もできます。

トレンドラインに関する詳しい記事は、下記のページをご覧ください。

それでは次に、「RSI」のデメリットについてみていきましょう。

RSIのデメリット

MACDデメリットイメージ

RSIは、上記でも触れたようにボックス相場では有用ですが、トレンドが続くFX相場では損失が拡大する場合があるので細心の注意が必要です。

では次に、どのようにデメリットに対処できるかをみてみましょう。

デメリットの補い方

RSIだけで判断するのではなく、その他のインジケーターやトレンドラインを併用する方がリスクを抑えられます。

また、損切り決済を確実に行い、損失を拡大させないことが非常に重要です。

POINT

RSIは、元来トレンド相場には不向きなので、トレンド相場の際にはRSIで取引を判別しないこともリスクを避ける方法の一つです。

ここまで、XMにおけるオシレーター系インジケーター「RSI」について詳しくみてきました。

それでは最後に、RSIに関する「まとめ」を確認しておきましょう。

まとめ:RSI

RSIまとめイメージ

RSIはボックス相場では力を発揮し、強力なFXツールとして機能します。

しかし、RSIはトレンド相場では逆にリスクが高いので使い所は見極めるようにしましょう。

繰り返しになりますが、トレンド相場ではRSIは機能しません。

そのため、他のインジケーターなどと併用して総合的に判断をしてFX取引に利用することをおすすめします。

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