世界のことわざ・諺
仕事や人生においてうまくいかないとき「その努力の先に幸せが待っている」といったことわざに励まされたことがあるかと思います。英語の表現もこの機会に知っておきましょう。
Rome wasn’t built in a day.
(ローマは一日にして成らず)
これは有名ですね。1545年、「エラスムスの諺」に中世フランス語の言葉の翻訳として掲載されたと言われています。
When in Rome do as the Romans do.
(郷に入っては郷に従え)
こちらもローマがらみの表現です。習慣やポリシーを変えてでも、周りに合わせることで成功する道もあります。
Better late than never.
(遅れても、やらないよりはまし)
たとえ遅くとも、まったく手を付けないよりはましです。後手に回っても、その努力をはじめましょう。
Nothing comes of nothing.
(無から得られるものはなし)
無からは何も生じない、蒔かぬ種は生えぬ。大変でも、一歩を踏み出すことが重要です。
Never put off till tomorrow what can be done today.
(今日できることは明日まで延ばすな)
早めに対処する勤勉さを促す表現です。トルコには、「明日出来ることは、今日するな」という逆の表現も。
No pain, no gain.
(虎穴に入らずんば虎子を得ず)
苦労なくして利益なし。価値があるものを得るためには、努力や苦労はつきものなのです。
Where there is a will, there is a way.
(為せば成る、なさねばならぬ何事も)
直訳すると、「意志のあるところには方法がある」となります。Willは「意志」という意味の名詞です。
It’s always darkest before the dawn.
(いつでも夜明け前が一番暗い)
苦労しているとき、この表現でアドバイスされることが多いかもしれません。夜明け前は一番寒くもあります。
It is a long lane that has no turning.
(待てば海路の日和あり)
どんな長い道でも必ず曲がり角がある。夜明け前が一番暗いに似た表現です。
Everything comes to him who waits.
(待つ者はどんなことでも叶えられる)
「待てば海路の日和あり」と似た表現です。直訳すると、「待つ人のところへはどんなものでもやってくる」となります。
Hope for the best, but prepare for the worst.
(最善を望み、最悪に備えよ)
備えあれば憂いなし、にも近いですが、こちらの方が実際的ですね。
Custom makes all things easy.
(習うより慣れろ)
習慣がすべてを簡単にする。座学よりもOJT(On the Job Training 実際の職場で実戦を通して学ぶ訓練)の方が身につきますよね。
A friend in need is a friend indeed.
(まさかの友こそ真の友)
苦労している、ついていないときにこそ支えてくれる友人の存在がありがたいものです。
A creaking gate hangs long on its hinges.
(柳に雪折れなし)
きしむ門は長持ちするといった意味です。柳のようにしなって、苦労を受け流しましょう。
Experience must be bought.
(経験はお金を出してでも買わなければならない)
経験は、またそこにある苦労は、買ってでも味わうべきという表現です。
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