サイコロジカルラインについて
「売られ過ぎ」「買われ過ぎ」を知ることが出来る
FXにおけるサイコロジカルラインとは「売られ過ぎ」「買われ過ぎ」を知ることが出来るFXテクニカル指標です。
FX初心者にとって「サイコロジカルサイン」は、非常に使いやすい指標であり、興味深い指標です。
サイコロジカルラインは他のインジケーターなどと併用して取引に活用することが前提です。
FX取引でサイコロジカルラインを、これまで利用したことのない方は、まずは試しに利用することをおすすめします。
使い慣れて活用するようになると、簡単に売買のタイミングを判断できるようになります。
是非このページを参考にして、サイコロジカルラインを習得して活用してみて下さい。
それでは早速、FX取引に便利な「サイコロジカルライン」について詳しくみていきましょう。
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では、はじめに「サイコロジカルライン」とは一体何なのかをみていきましょう。
サイコロジカルラインとは?
「サイコロジカルライン」は、その名の通り、FXトレーダーの心理を表し、「売られ過ぎ」「買われ過ぎ」を表します。
どんなトレーダーでもFXにおいて常に勝ち続けることは難しく、また負け続けることもありません。
そこで、値幅の上昇と下降は同一方向にずっと続かない(いつか必ず転換する)とした、FXトレーダーの心理をグラフ化したテクニカル指標です。
FXトレーダーの心理に着目している点で、非常に興味深いFXツールと言えるのではないでしょうか?
それでは次に、どのように計算することで「売られ過ぎ」「買われ過ぎ」を算出しているのかをみてみましょう。
サイコロジカルラインの計算式
「サイコロジカルラインの値」は、とてもシンプルな計算式で誰でも簡単に算出することが可能です。
サイコロジカルラインの値は、以下の計算式を用いて算出します。
サイコロジカルライン(%) = (対象期間の価格上昇日の日数) ÷ (対象期間の日数)×100
一般的に対象期間の日数は、12日に設定されること多いです。
12日に設定するのは、過去の日経平均株価のデータ上において、12回以上連続して勝ち負けがなかったことが起因です。
それでは、実際に計算してみましょう。
対象期間は12日で、前日よりも上昇した日数を3日と設定します。
「サイコロジカルライン(%) =3(日) ÷12(日間)×100」
上記の計算式で算出すると、サイコロジカルラインは25%です。
では次に、この25%をどのように活用するかを確認しましょう。
活用方法
算出したサイコロジカルラインの値(%)は、通貨が「売られ過ぎ」か「買われ過ぎ」かを意味しています。
「売られ過ぎ」か「買われ過ぎ」が分かれば、売買タイミングも把握することが可能です。
「買う」タイミング
サイコロジカルラインの値(%)が、25%を下回った場合に、一般的に「売られ過ぎ」と判別します。
気をつけることは、「買う」タイミングは、25%未満から25%以上に上昇した時点です。
サイコロジカルラインの値(%)が25%まで下がるケースは少なく、その付近から25%以上に上昇した時が、「買い」タイミングです。
「売る」タイミング
サイコロジカルラインの値(%)が、75%を上回った場合に、一般的に「買われ過ぎ」と判別します。
「売る」タイミングは、75%以上から75%未満に下降した時点です。
サイコロジカルラインの値(%)が75%まで上がることも少なく、その付近から、75%未満に下落した時が、「売り」タイミングです。
活用方法がわかったので、次にMT4で実際に表示してみましょう。
MT4で表示する方法
サイコロジカルラインはMT4にデフォルトでは表示されません。
そのため、サイコロジカルラインを利用するには、MT4にインストールする必要があります。
こちら のリンクよりダウンロードが可能です。
次にMT4を起動して以下の手順でダウンロードしたファイルをインストールします。
MT4でサイコロジカルラインを表示する方法は次の通りです。
- 「挿入」➡「インジケーター」➡「カスタム」➡「MT4-psychological」
- 「MT4-psychological」をクリックするとチャート下部にサイコロジカルラインが表示され完了です。
では次に、サイコロジカルラインの注意点を詳しくみていきましょう。
サイコロジカルラインの注意点
簡単に売買タイミングを把握サイコロジカルラインですが、注意しなければいけない点があります。
FXにおいてサイコロジカルラインを使用する際の注意点は以下の2点です。
- ダマシが多い
- 値幅を視野に入れていない
注意点1
ダマシが多い
1つ目の注意点は、ダマシが多いことです。
サイコロジカルラインは簡単に「売られ過ぎ」・「買われ過ぎ」を判別できますが、他の指標に比べてダマシが多い傾向にあります。
FX相場を適切に判断するには、他の指標と併用することが得策です。
必ず「サイコロジカルライン」単体だけで判断することは避けるようにしましょう。
注意点2
値幅を視野に入れていない
例えば、12日間で10日間が前日より価格が上昇した場合、計算するとサイコロジカルラインは83%となります。
しかし、実際のFX相場において最終日に初日を大幅に下回る大きな下降をした可能性もあります。
値幅を視野に入れて確実性をアップした上でFXトレードを行うにはサイコロジカルラインだけではなく、他の指標を併用する必要があります。
それでは次に、上述した注意点を踏まえて、他との併用について確認しておきましょう。
他との併用
サイコロジカルラインには、値幅については、判別できない欠点があります。
サイコロジカルラインを利用するにあたっては、併用して使うのに適した「RSI」をおすすめします。
サイコロジカルラインは、前日の価格より上昇した日数で計算しています。
それゆえ、「売られ過ぎ」「買われ過ぎ」は値幅を視野に入れていないのであくまで大まかな目安になります。
RSIは、一定期間の価格上昇を数値化した指標で上げ幅を視野に入れて計算します。
そのため、サイコロジカルラインよりも「売られ過ぎ」・「買われ過ぎ」を判別することが可能です。
「RSI」と「サイコロジカルライン」を併用することで格段にFXツールとしての性能がアップします。
RSIに関する詳しい記事は、下記のページをご覧ください。
ここまで、FXトレーダーの心理を利用したインジケーター「サイコロジカルライン」を詳しくみてきました。
それでは、最後にサイコロジカルラインに関する「まとめ」を確認しておきましょう。
まとめ:サイコロジカルライン
サイコロジカルラインは、とても簡単にFX取引の「買い」「売り」を判別することができるため、FXの初心者にも、おすすめです。
値幅については、判別できない点をしっかり踏まえて、RSIなど他の指標と併用して利益の積み上げを確実に進めるようにしましょう。
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