水平ラインについて
水平ラインを活用して反転するタイミングを予想!
XMで水平ラインを引くことで、反転するポイントをあらかじめ予想することができます。
水平ラインを正しく引く方法や活用方法、注意点を解説します。
これまで、XMで水平ラインを利用したことのないFXトレーダーは、この機会に水平ラインを是非FXトレードに活用しましょう。
それでは早速、「水平ライン」について詳しくみていきましょう。
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まずはじめに、「水平ライン」とは一体何なのかをみていきましょう。
水平ラインとは?
水平ライン(水平線)とは、過去のFXチャートにおいて、一定の箇所で反発したポイントや反落したポイント同士を水平に結んだ線のことをいいます。
では早速、実際に水平ラインの引き方についてPCとスマホともに、それぞれ詳しくみていきましょう。
水平ラインの引き方(PC)
PC版のMT4/MT5で水平ラインを表示する方法
下記の2ステップで簡単に水平ラインを表示することができます。
- MT4/MT5ツールバーから「─(水平ライン)」をクリック
- チャート上で左クリックを押し続けて移動が可能
水平ラインの引き方(スマホ)
スマホ版のMT4/MT5で水平ラインを表示する方法
下記の3ステップで簡単に水平ラインを表示することができます。
- チャート画面上の「□◯△ (図形)」を選択
- オブジェクト追加から「─ (水平ライン)」を選択
- チャート上でそのままオブジェクトを押し続けることで移動が可能
では次に、「正しく」水平ラインを引く方法について詳しくみていきましょう。
水平ラインの正しい引き方
正しく水平ラインを引くコツは、神経質になりすぎないことです。
そして、大切なことは反転した回数が多い箇所を中心に探し、そのポイント同士をなるべく水平の線で結ぶことです。
ローソク足の表示では判別しづらい際には、ラインチャートに表示を切り替えることで、反転ポイントがわかりやすくなるのでおすすめです。
では次に、水平ラインの表示設定の変更について詳しくみていきましょう。
水平ラインの位置や表示スタイルを変更
水平ラインは複数表示させることもできます。
また、ライン自体の色やスタイルも変更することが可能です。
表示のスタイルや位置を変更するには、チャート(C)からオブジェクト → オブジェクトリスト(b)で表示された一覧から変更したいラインを選択して「プロパティ」をクリックし、「共有」のスタイルから変更ができます。
また「パラメーター」タブでは、水平ラインの位置を変更することができます。
表示したい時間足を指定するには「表示選択」タブで変更ができます。
初期設定では「すべての時間に表示」になっています。
また、水平ラインの色やスタイル変更の活用として、上昇トレンドから下降トレンドに転換した箇所で違う色に変更するなど好みの合わせてわかりやすく設定変更するのもおすすめです。
上述の通りにすれば、水平ラインを引くことは容易だと思います。
では、いよいよ「水平ライン」の活用方法についてみていきましょう。
水平ラインの活用方法
水平ラインの活用方法として、はじめに覚えておくことは、抵抗線(レジスタンス)と支持線(サポート)のそれぞれ二つの機能に分かれることです。
値の上の水平ラインは、上値抵抗線となり、水平ラインに接触した場合には反落する傾向が強いです。
値の下の水平ラインは、下値支持線となり、水平ラインに接触した場合に反発する傾向が強いです。
複数の水平ラインを引くことによって、エントリーするタイミングが把握しやすのでおすすめです。
下値抵抗線で反発したら買いエントリーで入り、上値抵抗線で反落したら売りエントリーを入れます。
もし水平ラインで反転せずに突き抜けた際は、順張りでエントリー(抜けた方向と同じ方向)を入れると利益を得やすいです。
反転した場合での逆張りトレードは、水平ラインを突き抜けた場合の損失が高い確率で広がるリスクがあるので避けることをおすすめします。
水平ラインの間隔はイコールになる傾向がある
過去のチャートで水平ラインを引くと気づくことがあると思います。
それは水平ライン同士の間隔がほぼイコールになることです。
全てのFX相場で言えるわけではないですが、水平ラインが等間隔になったら、水平ラインの抵抗/支持が大変強いと言えます。
支持線/抵抗線を突き抜けた場合には、突き抜けた方向に急落/急騰する傾向が非常に強いです。
ここで、なぜ水平ラインが機能するのかについて詳しくみていきましょう。
なぜ水平ライン通りに値動きするのか?
多くのFXトレーダーが水平ラインを意識してトレードするので売買が活発になり、また集団心理が働くことも相まって、反落や反発を繰り返すことが多くなるためです。
水平ラインはアバウトな目安でOK
水平ラインは、各FXトレーダーによって引き方が異なることから、たとえ集団心理が働いても、ライン通りにぴったりと反転するわけではありません。
理由は水平ラインを引くときに、ローソク足のヒゲを含める人と含めない人でも水平ラインの位置が異なるためです。
水平ラインの位置が人により異なるため、水平ラインでピッタリと価格が反転するわけではなく、大まかな目安にしかならない点は注意が必要です。
水平ラインも他のテクニカル指標などと同じ様に、残念ながら「だまし」が頻繁に起こることがあります。
次は「だまし」について確認しておきましょう。
「だまし」について
FX相場における「だまし」とは、サインが出てもサイン通りには価格が動かず、逆方向に価格が動き、元の価格に戻ることをいいます。
ヘッジファンドを含む機関投資家などのトレーダーは、一般のFXトレーダーのロスカットを狙って資金を増やす手法を用います
その手法の一つとして「だまし」の存在があります。
「だまし」は頻繁に発生するため、水平ライン単体だけで予測をすることは非常にリスクが高くなります。
リスクを抑えるためには、他のFXインジケーターも併せて表示することで、総合的な判断でリスク回避を行うようにしましょう。
ここまで、「水平ライン」について詳しくみてきました。
それでは最後に、水平ラインに関する「まとめ」を確認しておきましょう。
まとめ:水平ライン
XMでFX取引を行う上で水平ラインは、非常に簡単でわかりやすいFX指標です。
しかし、あくまで補助的ツールとして認識してFX取引を行うようにしましょう。
慣れてくると、水平ラインがもし仮に無かったとしても、水平ラインを意識していることでFX取引スタイルがレベルアップしていることに気づくと思います。
正しいラインの引き方によって、正確な予測をサポートします。
水平ラインを毎回必ず同じ方法で引くことで、FX相場の変化が掴みやすいので自分のルールを設けてFX取引に活用することをおすすめします。