XMのVPSについて
VPSを利用することで、EA利用時などにメリット多数
VPS(バーチャル・プライベート・サーバー)とは、外部のサーバーにある仮想のデスクトップ環境のことをいいます。
MT4をVPSにインストールすることで24時間365日、MT4をフルスペックでフル稼働し続けられるので、EA(自動売買システム)を常に稼働させるためには必須のサービスです。
それでは、早速VPSについて詳しくみていきましょう。
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まずはXMで提供される「VPS」についてみていきましょう。
XMのVPSとは
XMではVPSのサービスを提供していますが、XMと提携しているBeeks社サーバーと契約することで、VPSを利用できるようになるのがポイントです。
XMですでに利用している口座タイプに関係なく、条件を満たすことですべてのユーザーはVPS環境を無料で利用することができます。
XMが提供するBeeks社のVPSはXMを通じて契約することになるのでXM公式ページのマイページからすぐに申し込むことが可能です。(条件を満たさない場合:ランニングコストは毎月28ドル)
XMでは利用条件を満たすことで、無料でVPSが利用可能になります。
それでは、XMのVPSはどのような利用条件で無料になるかをみてみましょう。
VPSが無料に成る利用条件
XMでは、口座残高5,000ドル以上の残高があり、1ヶ月に往復5スタンダードロット(50万通貨)以上の取引があれば、VPSを無料で使うことができます。
複数の口座を利用しているユーザーは、すべての口座(アカウント全体)の残高の総額が5,000ドルあれば問題ありません。
XMでのVPSの利用は、提供元のBeeks社のブロンズプランを利用することになりますが、通常であれば月額4,750円の契約をしないと利用できません。
それゆえ、上記の利用条件を満たすのであれば、無料で使えるので大変お得です。
ブロンズプランといっても、Beeks社のVPSはEA利用のためにMT4で使うのには十分すぎるスペックなので、問題が発生することはありません。
※複数のEAを稼働するなどでスペックに不安がある方は、上位となるシルバーコースやゴールドコースをBeeks社のサイトから直接申し込むことで利用することも可能です。
VPSを利用するのに十分すぎるスペックといっても、FXトレーダーにとってどれぐらいのマシンなのかは気になるところです。
VPSを利用したことがある方にとってはある程度の目安になるのでスペックの詳細を次の項目で表にしています。
マシンのスペック
マシンのスペックは、下記の通りです。
CPU | メモリ | HDD容量 | サーバー | |
---|---|---|---|---|
スペック | 600MHzのシングルコア | 1.5GB | 20GB | Windows Server 2012 |
VPSを利用したことのない方にとっては、スペックよりもどれぐらい自身の取引に有効なのかが肝心です。
まずは、XMでVPSを利用するメリットをみていきましょう。
VPSのメリットは?
PCやスマホ・タブレットに通常のMT4をインストールした環境と比べて、VPSを利用すれば、よりハイスペックなトレード環境が整うのでおすすめです。
特筆すべきメリットは、以下の4つです。
通信速度の速さ&より高い約定力
Beeks社のVPSは金融市場の拠点といえるロンドンのサーバーで運用されているので、XMのサーバーから1.5kmの至近距離に位置するため、応答速度(ping)がわずか10~20ms程度というスピードを実現しています。
日本からXMの取引サーバーに繋いだ場合には、200~300msのタイムラグが生じることを考えると、XMの提供するBeeks社のVPSを利用すれば、より高い約定力が期待できます。
インターネットの通信速度は高速になってきているとはいえ、VPSを利用しない場合には物理的な距離の影響を少なからず受けることは否めないので、XMの取引時により良いスピード環境が見込めます。
スマホやタブレットでもフルスペックMT4
スマホやタブレットで利用できるMT4も、便利で使いやすいですが、VPSを利用しない限り、機能が制限されているため、EA(自動売買)を利用することができません。
VPS環境を整えることで、スマホからMT4にアクセスした場合にもPC版のフルスペックのMT4を、スマホで操作することが実現します。
停電や災害が起きた場合にも安心
停電、災害や有事の際にもVPSの環境を整えている場合には、Beeks社のサーバー上にお使いのMT4があることになるので使用しているPCなどの端末が壊れたとしても、取引中のMT4に影響はありません。
万が一に備えることは必要ないと思いつつも、FXの取引に関しては上述したVPSのメリットはやはり安心材料になることに間違いはありません。
EA(自動売買)には必須
VPS環境はEA(自動売買)を利用するなら、整えたい環境です。
VPSであれば、PCを起動し続ける必要がなくなり、サーバー上のMT4が常にFXトレードを繰り返すことになるのでPCを常時立ち上げておく分の電気代を節約できるメリットもあります。
上記のVPSの4つのメリットを踏まえた上で、次にXMでVPSを利用した際のデメリットを確認しておきましょう。
VPSのデメリットは?
XMでのVPSにはデメリットもあります。
デメリットは、以下の2つです。
月額料金がかかる場合
無料の利用条件を満たさない場合は、月額28ドルの使用料金がかかります。
上述の4つのVPSを利用するメリットとランニングコストが見合わないと判断するのであれば、デメリットになります。
トレードスタイルに合わない場合
ご自身のFXのトレードスタイルにもよりますが、EA(自動売買)を利用せずに、裁量トレードが多く、スイングトレードやデイトレードがほとんどの場合には、VPSの環境は必要がないかもしれません。
それでは、最後にXMでのVPSに関する「まとめ」を確認しておきましょう。
まとめ:XMのVPS
EA(自動売買)を利用したい方やスキャルピングをメインで取引しているユーザーであれば、XMが提供するBeeks社のVPSは利用する価値が十分にあると思います。
また、VPSを利用することでどの端末でも同じ設定のチャートで同じインジケーターやラインをそのまま利用できることは魅力でもあります。
VPSを無料で利用できる条件を満たすのであれば、まずは導入してみることをおすすめします。
XMのVPSの登録は、下記のリンクより可能です。
口座の開設がまだの方は、下記のリンクよりまずは口座を開設してみましょう。