スパンモデルについて
スパンモデルは大変わかりやすいFXのテクニカル指標
スパンモデルは一目均衡表を元に作られ、FXのチャート上で遅行スパン(ピンク色)や雲を重ねて表示させられます。
その利便性から多くのFXトレーダーに利用されている手法です。
まだ、FX取引でスパンモデルを使ったことないの方は、この機会に活用することをおすすめします。
それでは早速、XMで利用できるMT4インジケーター「スパンモデル」について詳しくみていきましょう。
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まずはじめに、「スパンモデル」とは一体何なのかについてみていきましょう。
スパンモデルとは?
スパンモデルとは短期トレンド(青色)、長期トレンド(赤色)、遅行スパン(ピンク色)の計3つのラインで構成されたFXの取引に役立つテクニカル指標になります。
青色と赤色のラインによってトレンドとエントリーの方向性が明確になります。
赤色と青色のラインの間が『ゾーン』と呼ばれます。
青色のサポートゾーンでは『買い』、赤色のレジスタンスゾーンでは『売り』を示しています。
FX取引時に、それぞれのゾーンでエントリーを判別して活用することになります。
では次に、スパンモデルを実際にチャートに表示する方法についてみていきましょう。
スパンモデルの表示方法
スパンモデルはMT4で表示可能ですが、MT4のデフォルトには無いのでダウンロードして導入する必要があります。
もちろん無料でダウンロードできるので、グーグルで検索してみてください。
スパンモデルの導入が完了したら、早速実際のFXで活用するための使い方をみていきましょう。
スパンモデルの使い方
スパンモデルの一般的な使い方は、スパンモデルシグナルでしっかりとFXの相場状況を判断してから、エントリーすることです。
スパンモデルシグナルは、短期トレンド(青色)、長期トレンド(赤色)の位置関係によってFXでどのようにエントリーするか把握する事が可能です。
買いシグナル
短期(青色)が上、長期(赤色)が下の状態のとき
売りシグナル
長期(赤色)が上、短期(青色)が下の状態のとき
「買いシグナル」「売りシグナル」は一目均衡表の雲の様に表示され、スパンモデルでは『ゾーン』といいます。
「買いシグナル」は『青』、「売りシグナル」は『赤』で表示されるので視認性が良く、大変わかりやすいのが特徴です。
そして、短期(青色)と長期(赤色)が交差したときがエントリーポイントです。
また、スパンモデルを使う上で重要なことは、「反転するのか」、「同じ方向で進んでいくのか」を見極めてエントリーすることです。
そして、スパンモデルのスゴイところは「買いシグナル」と「売りシグナル」単体でFX相場の転換を予測することができる点です。
例えば、「買いシグナル」を出していた短期(青色)の方向転換で、トレンドの終わりや反転する可能性が高いと予測する事ができます。
トレンド発生後の逆方向への方向転換するタイミングが、エントリーポイントにもなります。
では次に、スパンモデルの「メリット」についてみていきましょう。
スパンモデルのメリット
FX相場の状況をすぐに把握できる
使えばすぐにわかると思いますが、スパンモデルは現在のFX相場の状況を瞬時に判断できると言うメリットがあります。
「買いシグナル」と「売りシグナル」のゾーンと遅行スパン(ピンク色)によって、大変簡単に相場の状況を判断できます。
遅行スパン(ピンク色)だけでエントリーポイント
エントリーポイントは基本的には「スパンモデルシグナル」です。
しかし、「遅行スパン(ピンク色)」のみでも、エントリーポイントを見つけれる点もメリットです。
それでは、スパンモデルの「デメリット」についても確認しておきましょう。
スパンモデルのデメリット
短期トレンドでは利益が出にくい
スパンモデルのトレンドフォローは、トレンド発生を確認した時点でエントリーします。
それゆえ、トレンドが短期の場合には大きな利益が出る前に反転してしまうこともある点がデメリットです。
FXでスパンモデルを扱う上での注意として、一定の利益が出だしたら逆指値を入れるなど、含み益がマイナスにならないようにしましょう。
その他と併用
スパンモデルは他のテクニカル指標と組み合わせることでエントリーの精度がさらにアップします。
他のテクニカルとスパンモデルの両方のサインが合致した時にエントリーすることをおすすめします。
併用する他のテクニカルは「ボリンジャー」を使うことをおすすめします。
ボリンジャーに関する詳しい記事は、下記のページをご覧ください。
大切なことはエントリーすべきタイミンングでエントリーすることです。
ここまで、MT4で使える無料インジケーター「スパンモデル」について詳しくみてきました。
それでは最後に、スパンモデルに関する「まとめ」を確認しておきましょう。
まとめ:スパンモデル
スパンモデルはチャート上で遅行スパン(ピンク色)や雲を重ねて表示させられるので非常に役立つFXツールです。
実際に使用するとわかりますが、使い勝手も良く、視覚的にも一目均衡表よりスッキリして見やすいので人気の理由も頷けます。
FXでなかなか思うように結果が出ない人は戦略を変えていく中で、スパンモデルは初心者にもわかりやすいのうってつけです。
まだ、スパンモデルをFX取引で利用したことのない方は、ぜひ試してみることをおすすめします。