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2023 年 5 月 9 日|相場ニュース

明日の米国の消費者物価指数(CPI)発表前に、ロンドン市場は調整モード

  • 明日の米国の主要な経済指標である消費者物価指数(CPI)の発表を前に、ロンドン市場は調整モードに入っています。このため、欧州と米国の株式先物やアフターセッション取引も弱含みとなっています。原油先物価格が72ドル台に下落し、投資家たちはポジションを調整しているようです。
  • 投資家たちは、明日のCPI発表を控えて、ポジション調整を行っています。そのため、円とドルの両方が小幅な変動を見せています。米国10年債券の利回りは3.51%台から3.47%台に下落しました。また、ドルは135円台で重さを感じ、一時的に134.72円まで下落し、ユーロは148円を一時下回り、ポンド円も一時的に169.80円まで下落しました。リスクトレンドに敏感なオーストラリアドルは、ロンドン市場初期には91円台から91.10円程度まで下落しています。
  • ドルは134円台で取引され、東京の早朝に135.32レベルまで上昇した後、売り圧力によって押し下げられました。ロンドンの早朝には134.72まで下落しました。その後、取引は上下動しており、135.10円程度まで反発した後、134.80円程度まで下落しました。ユーロは1.09台で取引され、東京の朝には1.1006に達した後、1.0990程度で取引が続いています。ロンドンの早朝には、株価の下落などのリスク回避により、一時的に1.0973まで下落しました。
  • ユーロ円は、今日の東京市場の早朝に148.69円まで上昇しましたが、その後は引き続き弱含みの状況が続いています。そして、ロンドン市場の初めには147.97円まで下落しましたが、その後は148円台で推移しています。
  • ポンドは、1.26レンジで取引されており、東京午後からロンドン朝にかけて1.2597から1.2640の間で変動していました。しかし、その後は低い1.26レンジに落ち着いています。ポンド円は、東京の早朝に170.62円の水準に達した後、引き続き抑制されており、ロンドン市場の初めには約169.86円に低下しました。その後は中170円台で取引されています。
  • ユーロポンドは、0.8710-20の水準から一時的に0.8696まで下落しました。本日のECBの役員発言では、インフレ目標に戻るために追加の利上げが必要であると強調されました。しかしながら、投資家は米国の消費者物価指数の発表に慎重でありつつ、ポジションを調整しているようです。

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