[速報]相場ニュース
2023 年 5 月 18 日｜相場ニュース
ドル円の相場は下落後に安定＆市場の注目はトルコリラ
ドル円の相場は下落後に安定しました。これは、前日の米国の債務上限問題への懸念が軽減され、ドルが強まり円が弱まったためです。その結果、為替レートは137.70の水準に上昇しました。しかし、早い時間帯には前日のドルの強さと円の弱さに反応して、一時的にドル円相場が137.29まで下落しました。その後、日経平均株価の急上昇によりリスク選好が高まり、円売りが優勢となりました。これにより為替レートは137.74まで上昇し、当日の高値を記録しました。
ユーロ円相場は149円台を中心に変動しました。朝にはポジション調整の売りが一時的に149円を下回りましたが、その後は下値圏で推移しました。一方、ユーロドル相場は午後になるにつれて緩やかに下落し、一時的に約1.0827まで下落しました。
オーストラリアドルは下降の動きが一時的に止まりました。朝にはオーストラリアの4月の雇用統計が弱かったため、オーストラリア準備銀行（RBA）による追加の利上げに関する期待が低下しました。その結果、オーストラリアドルは米ドルに対して約0.6632まで下落し、円に対しては約91.10まで下落しましたが、その後は安定しました。
トルコでは、大統領選挙で現職候補のエルドアン氏が対立候補のイマモオル氏よりも僅差で得票率が高くなりましたが、過半数を獲得することはできませんでした。そのため、両候補の決選投票が28日に行われ、最終結果は29日に発表される予定です。
エルドアン氏の復活を考慮した多くの人々は、彼が決選投票で有利に立つと予想しています。また、エルドアン氏率いる与党連合が議会選挙で多数派を確保したことにより、彼の立場が一層強化されたと考えられています。この予想は、政治的な行き詰まりを批判する有権者が野党の統一候補であるイマモオル氏に投票しない可能性が高いという考えから生まれています。
イマモオル氏が選挙で勝利するためには、初回投票で3位になったアクセネル氏の支持を確保する必要があります。アクセネル氏は5.17%の得票率を持ち、数学的な可能性を持って逆転することができます。しかし、アクセネル氏は超国家主義者で右派の候補であり、少数派を代表するクルド政党とのイマモオル氏の協力に懸念を表明しています。アクセネル氏の世俗主義のイデオロギーはエルドアン氏とは対立しているため、彼がイマモオル氏を支持するかどうかは不確定です。
口座の開設がまだの方は、下記のリンクよりまずは口座を開設してみましょう。
