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2023 年 5 月 31 日|相場ニュース

ドル円は140円台後半で取引され米ドル上昇が一時的に緩んでいる状況

ロンドン市場では、以前の米ドルの上昇勢いが鈍化しています。東京市場でのドル買いのピーク後、米国債利回りの低下と相まって、ドル売りの傾向が広がっています。ロンドンの早朝取引では、USD/JPYペアは140.93を一時的に上回り、前日の高値に迫りました。しかし、日本の財務省、金融庁、日本銀行の情報交換会議の発表があり、これが市場に影響を与えて急落し、140円台後半まで下落しました。この後、神田財務大臣の記者会見で、為替相場の動向が注視され、必要に応じて適切な対策が取られる意向が示されました。具体的な介入の水準は明示されませんでしたが、市場には即時の介入の予感はありませんでした。その結果、ペアは一時的に140円台後半まで反発しましたが、米国債利回りの低下によるドル全体の弱含みの流れの中で、140円を下回る水準で弱まっています。

EUR/USDは振動的な動きを見せています。最初は1.0673まで下落しましたが、その後反転して1.0736の高値を記録しました。同様に、GBP/USDは約1.2327まで下落しましたが、上昇に転じ、1.2430近辺まで上昇しました。これは、ユーロ売り圧力とポンド買い圧力が反映されています。スペインの5月の消費者物価指数の成長が予想よりも鈍かったことが、ユーロ売り圧力の要因とされています。GBP/JPYは174円近辺の新高を記録しましたが、EUR/JPYは149.75から150.60の範囲内で大きな変動を示しています。

EUR/JPYペアは大きな変動を経験しており、USD/JPYと同様の動きをしています。早朝のロンドンセッションでは、150.63近辺の高値を記録した後、急速に149.75まで下落しました。しかし、USD/JPYの勢いが回復すると再び買いが入り、約150.50まで反発しました。ユーロに対する売り圧力はポンドに比べて依然として強い状態であり、これが市場の主要な感情を示しています。

GBP/USDペアは重要な1.24レベルの近くに位置し、今後の展開に注目が集まっています。東京市場では上昇が限られ、高い1.23レンジで推移していましたが、早朝のロンドンセッションでは1.2327まで下落しました。しかし、その後、買い圧力が急速に増加し、下落は素早く挽回され、ペアは高い1.23レンジに戻り、さらに1.24レベルを超えました。GBP/JPYも大きな変動を経験しており、173円台から一時的に173円を下回った後、再び買い意欲が高まりました。重要な173.50レベルを超えると、買い圧力が強まり、ペアは174円レベルまで急騰しました。一方、EUR/GBPは弱い動きを示し、約0.8670から0.8640まで下落しました。ポンド自体には十分なサポートがない状態ですが、ユーロに対する買い圧力が市場の安定材料となり、現在の立場を支えています。

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