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2023 年 6 月 19 日|相場ニュース

朝のセッションでは強い調整が見られ、その後に円安進行

朝のセッションでは、市場において強い調整が見られ、その後に円安が進行しました。この動きは、先週の政策会議で日本銀行が長期の金融緩和を維持することを示したことに対する反応として引き続き現れました。具体的には、USD/JPYペアが金曜日の高値を上回り、141.97円まで上昇しました。同様に、EUR/JPYとGBP/JPYペアもそれぞれ金曜日の高値を超え、155.33円と182.12円に達しました。一時は上昇の勢いが収束する場面も見られましたが、USD/JPYは142円近くで抵抗を受け、一時的な修正が生じました。その結果、ドルは円に対してやや弱くなり、USD/JPYペアは141.44円まで下落しました。

円の強さはクロス円ペアにおいても顕著で、EUR/JPYは154.66円、GBP/JPYは181.22円まで上昇しました。

今日は、6月の祝日である「ティーンズ休暇」のため、米国市場が休場しており、円売りトレンドが重要な水準を超えるほどの勢いを失いました。特に、日経225指数は335円の大幅な下落を経験し、香港のハンセン指数も1.1%の下落を記録しました。この広範なアジア株式市場の下落の中で、円は他の通貨に比べて高値を維持しました。

円が主導する市場環境の中で、EUR/USDを含むドルベースの通貨ペアは動きが制限され、午前中は14ポイントの範囲内で取引が行われました。

一方で、豪ドル(AUD)はドルに対して売り圧力がありました。これは、ゴールドマン・サックスが中国の経済成長予測を下方修正したことによるもので、それがAUD売りのきっかけとなりました。

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