[速報]相場ニュース
2023 年 6 月 22 日｜相場ニュース
ドル円は高い141円レベルで強い立場を維持
ドル円は、高い141円レベルで強い立場を維持し、顕著な回復力を示しました。この通貨ペアの動きは、午後のセッションを通じて続く日経平均の下落に大きく影響を受けました。市場のボラティリティに備えて投資家がリスク回避のために円を求める需要が著しく増えたことが要因です。
その結果、ペアは一時的に141.60の水準まで下落しましたが、東京の取引セッションが終盤に差し掛かると下降勢が鈍化し、141.80レベルまで回復しました。本日、市場参加者はスイス、ノルウェー、英国、トルコの政策金利の発表や連邦準備制度理事会（Fed）議長パウエルの議会証言といった重要なイベントを控えていたため、慎重な姿勢を取り、積極的な取引手法を控える傾向が見られました。
外国為替市場では、EUR/USDペアは比較的安定し、1.0990レベルを中心にわずかな変動が観察されました。一方、EUR/JPYペアは午後のセッションで下方圧力を受け、日本株の下落が原因となり円の強さが増しました。一時的に155.62近辺まで下落しましたが、その後、損失は限定的であり、155.80レベルまで回復しました。
オーストラリアドル（AUD）は中国の経済減速への懸念やNYMEX原油の時間外取引の下落の影響を受け、控えめなパフォーマンスを示しました。オーストラリアドルは商品に基づく通貨であり、このような状況では売られる圧力を受けやすいです。その結果、AUD/USDペアは約0.6757まで下落し、AUD/JPYペアは96円レベルを下回り、一時的に95.78程度まで軟化しました。
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