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2023 年 6 月 29 日|相場ニュース

午後のセッションでは、USD/JPY通貨ペアが約144.60まで上昇

午後のセッションでは、USD/JPY通貨ペアが約144.60まで上昇しました。この上昇は、前日の海外市場でのFRB(連邦準備制度理事会)議長パウエル氏の強気の発言によるものです。市場では、パウエル氏の発言が継続してドル高につながっており、この上昇によりドルは昨年11月以来、約7か月ぶりの高値となりました。しかし、日本政府の為替介入の可能性に対する懸念が市場の興奮を鎮め、東京の朝の取引セッションでは一時的に為替レートが約144.14まで軟化しました。

しかし、午後になるとUSD/JPYペアは反発し、朝の下落を完全に取り消し、再び約144.60まで上昇しました。このドルへの需要の高まりは、10年債利回りの急上昇やアフターアワーズの米国株価指数先物の上昇など、さまざまな要因によるものです。市場参加者は、スペイン中央銀行が主催するイベントでパウエル議長が予定されている発言を待ち、市場の動向に与える可能性のある洞察を注視しています。

一方、EUR/USDペアはセッション全体を通じて弱い動きを示していました。午後には1.0881まで下落し、約1週間ぶりの最低水準となりました。同様に、EUR/JPYペアも午前のセッションで一時的に軟化しましたが、EUR/USDペアのパフォーマンスの低下により、その後の反発は鈍くなりました。午後には、ペアは一日の最低水準の近くの狭いレンジ内で取引されました。

続いて豪ドルについて注目すると、5月の小売売上高の好結果を受けて、最初は急速に上昇しました。しかし、セッションが進むにつれて、豪ドルはより安定した動きを見せるようになりました。午前中にはAUD/USDペアは約0.6627まで上昇しましたが、午後のセッションでは0.6610付近で比較的安定しており、わずかな変動しかありませんでした。同時に、AUD/JPYペアは相場の巩固フェーズを経験し、95円台半ばの安定した水準を保っていました。

背景としては、5月の小売売上高の良好な結果が豪ドルの初期上昇を後押ししました。これは、経済活動の活発化や消費者の支出増加を示す好材料として受け取られました。しかし、セッションが進むにつれて市場の関心はやや鎮まり、豪ドルの上昇ペースも緩やかになりました。市場参加者は、追加の要因や新たな情報に注目しながら、豪ドルの動向を見極める必要があります。

また、AUD/JPYペアは強固な相場のフェーズに入りました。これは、市場の需給バランスが一定の水準で落ち着いていることを示しています。95円台半ばの安定した水準を維持することで、豪ドルと円の交換レートは一定の安定感を持って推移しています。市場参加者は、将来の経済指標や世界的な動向に注意を払いながら、AUD/JPYペアの動きを注視していくでしょう。

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