[速報]相場ニュース
2023 年 7 月 6 日|相場ニュース
円の需要が急増し、ドル円が前日の終値に比べ1円の大幅な下落
午後のセッションでは、円への需要が急増し、USD/JPYペアが前日の終値に比べてほぼ1円の大幅な下落を記録しました。
海外市場では、ペアは約144円の水準を付けた後、一時的に回復し、144円台上位での取引が続きましたが、迷いがちな展開となりました。この背景には、東京市場では日経平均株価やアジアの株価が低調だったため、投資家のリスク回避志向が高まりました。
こうした状況から、円の買い圧力が高まり、午後のセッションでUSD/JPYペアは重要なサポートレベルである144円を下回る展開となりました。さらに、アフターアワーズ取引での米国株価指数先物の下落が円の買い圧力をさらに後押しし、ドルの水準は143.68円まで低下しました。
同様の下圧力はユーロ円ペアでも見られ、午後には156円を下回り、前日の終値に比べて1円以上の下落を記録し、約155.85円まで水準を落としました。また、ポンド円ペアも弱含みとなり、6月30日以来の約1週間ぶりの安値水準である182.57円付近まで下落しました。これらの動きから分かるように、円は主要な通貨ペアに対して強さを示していました。
ユーロドルペアも午後にはじめは弱含みとなり、約3週間ぶりの最低水準である約1.0834まで下落しました。しかし、後に下落から回復し、市場の圧力に対して抵抗力を示しました。
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