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2023 年 7 月 7 日|相場ニュース

円はアジア株の下落傾向など、複数の要因により強く

米国のADP雇用変化指数やISM非製造業購買担当者景気指数が良い結果を示したことから、最初にUSD/JPYペアは143.56円まで上昇しました。その後、東京市場では144.00円前後で取引が始まり、日経平均の下落によって一時的に143.80円まで下がりました。しかし、すぐに回復し、約144.20円まで上昇しました。午前中は比較的安定しており、144.00円前後の水準をキープしました。

アジア株の持続的な下落は円の価値を一層高め、前日の安値である約143.53円を下回るレベルまでドル/円ペアを下げました。

中国の首相が景気刺激策について具体的な詳細を明らかにしなかったため、市場参加者の間でリスク回避の姿勢が高まり、市場の期待感が低下しました。

円高によるリスク回避の傾向の中で、ユーロ/円ペアは午前中に156.90円まで反発しましたが、その後下落し、156.20円前後で安定しました。同様に、183.50円に達したポンド/円ペアも下落し、約182.80円に戻りました。

ユーロ/ドルペアは、今夜の雇用統計の発表を待つ市場参加者の関心が高まっており、比較的に安定していました。そのため、午前中からわずかな動きで、13ポイントの範囲内で取引されました。

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