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2023 年 7 月 13 日|相場ニュース

午後のセッションでは、円売りがわずかに優勢

午後のセッションでは、円売りがわずかに優勢でした。この影響で、USD/JPYペアは当日の最高値を更新しました。具体的には、東京市場ではUSD/JPYペアが約138.83まで上昇し、これまでの高値を超えました。

しかし、前日の海外市場で発表された6月の米国消費者物価指数(CPI)の予想が予想よりも低かったことから、ペアは最初に大きく138.16まで下落しました。

ただし、東京市場が進むにつれて、米国10年債利回りの低下によりドルへの売り圧力が増え、ペアは前日の安値を下回る約138.08までさらに下落しました。しかし、その後、日経平均の上昇と米国10年債利回りの下落の安定化により、買い圧力が生まれ、午後にはペアが反転し、約138.83まで上昇しました。

午前のセッションでは、ユーロドルペアが1.1149まで上昇し、約1年4か月ぶりの高水準を記録しました。ただし、セッションが進むにつれて上昇の勢いを維持することが難しくなりました。一方、ユーロ円ペアは午後になって約154.62まで上昇し、当日の高値を達成しました。

アジアの株式市場の強いパフォーマンスにより、リスクに敏感なオセアニア通貨への需要が高まっています。その結果、AUD/USDペアは一時的に0.6820まで上昇し、6月20日以来約3週間ぶりの高水準を示しました。同様に、NZD/USDペアも約0.6339まで上昇し、5月11日以来約2か月ぶりの高水準を達成しました。

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