[速報]相場ニュース
2023 年 7 月 20 日|相場ニュース
ドル買い強まり、ドル/円ペアが140円レベルに接近
ドルの買いが強まり、本日のニューヨーク外国為替市場ではドル/円ペアが重要な140円レベルに接近しています。この上昇には円の弱さも後押ししていますが、140円の節目に近づくとオプショントレーダーの防戦売りや戻り待ちの売りオーダーが見られ、140円以上の回復には一時的な制約が生じています。
特に、以前は下落していた米国債利回りがニューヨーク取引時間中にほぼ昨日のレベルまで反発し、ドルの買い戻しが活発になっています。これに加えて、米国株式市場の堅調なパフォーマンスや米国経済のソフトランディングへのポジティブな期待もドルを強力にサポートしています。また、市場全体のリスク選好も円安に寄与しています。
次週の連邦公開市場委員会(FOMC)会合での利上げ発表は広く予想されていますが、注目は9月以降の動向にあります。その結果は複数の経済指標が確認されるまで不確実です。FRBは今回を含む2回の利上げがあり得ると示唆していますが、市場の見通しは依然として曖昧です。ただし、FRBと市場の双方が現在の米国の利上げサイクルは終盤に近づいているとの見方で一致しています。
これにより、外国為替市場では従来の金融政策の差異よりも経済成長の差異に焦点が移りつつあります。この変化により、ドルにとって有利な環境が生まれるとの見方も浮上しています。
ユーロ/ドル(EUR/USD)ペアは、1.11ドル付近まで一時的に値を落としています。前のセッションでは1.1275ドル付近まで上昇していましたが、ローソク足の上ヒゲが見られ、上昇が鈍化していることが示されました。今日の下落トレンドにより、市場参加者は潜在的な下方リスクに注目しています。
アナリストによれば、前のセッションで15カ月ぶりの高値をつけた後、ユーロ/ドルペアは今後課題に直面する可能性があります。いくつかのテクニカル指標は買われ過ぎを示していますが、市場全体の見方は引き続きユーロの上昇余地を示唆しています。しかし、RSIやストキャスティクスなどのオシレーター系テクニカル指標は買われ過ぎを警告しており、これらの水準は無視できないとの声もあります。
特に、米国からの堅調な経済データは、米国経済の強化を期待させ、ドルを強化し、ユーロを弱体化させる可能性があります。
本日、欧州中央銀行(ECB)政策決定者の一人であるナーゲル独連銀総裁のインタビューが注目を集めました。来週の利上げはほぼ確実であると述べていますが、将来の金融政策は今後発表される経済指標に依存するとの認識を示しました。オランダ中銀総裁のクノット氏と同様に、タカ派色が若干緩んでいるようにも見受けられます。
ポンド/ドル(GBP/USD)ペアは売り圧力が強まり、急激に1.28ドル台まで下落しています。市場では、3月以来の大幅な下落トレンドが見られており、この下降は非常に強いものとなっています。この売り圧力のきっかけは、今日の英国の消費者物価指数(CPI)の発表によるものです。全体的なCPI指数とコアCPI指数の両方が市場予想を上回る大幅な減少を示しており、インフレの減速傾向がはっきりと見えてきました。
この英国CPIの発表を受けて、短期金融市場では0.50パーセントポイントの大幅な利上げへの期待が低下しています。市場の予想としては、0.25パーセントポイントの利上げが広く予想されていますが、大幅な利上げに対する期待は約42%程度に縮小しています。
それにもかかわらず、一部のアナリストは、今日のCPIデータにもかかわらず、英国中央銀行(BOE)が8月の金融政策委員会(MPC)会合で大幅な利上げを選択する可能性についての見方を示しています。彼らは、全体的なインフレは減少しているものの、サービスインフレの減速が緩やかであり、水準が比較的高いことを指摘しています。特に、サービスインフレは前年比7.2%と高水準で、BOEにとって重要な関心事となっています。この数値は大幅な利上げを正当化する強力な証拠を提供しています。さらに、最新の英国雇用統計によれば、民間部門の賃金成長が依然として加速しており、これは持続的なインフレ傾向を示唆しており、さらなる利上げが正当化されるとの意見があります。
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